坂本龍馬とその妻おりょうさんは月琴(げっきん)という楽器をこよなく愛していました。
月琴は中国の「明清楽(みんしんがく)」で使われる弦楽器です。
龍馬とおりょうさんは、中国語の発音で「明清楽」を月琴で弾いたそうです。
現代風でいうと、英語でフォークギターでしょうか。
身分制度が厳しかった、江戸時代には、本当の意味での「音楽」はありませんでした。
ただ、例外がこの「明清楽」でした。
日本の身分制の束縛を受けない外来の音楽でした。
坂本龍馬は身分制を超えた「新しい日本」を夢みたのでしょう。
「清楽」の楽譜
歌詞の横に中国語の発音をカタカナのフリガナで記載、
メロディーは「工尺譜」という漢字での楽譜で書いてあります。
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